2019年7月18日木曜日

New Vision Tech SC road wheels get kaleidoscope carbon rims for under $1,100


https://bikerumor.com/2019/07/15/new-vision-tech-sc-road-wheels-get-kaleidoscope-carbon-rims-for-under-1100/

vision techは予算を気にする人向けの新しいラインナップとして、SC 40とSC 55と呼ばれるロード用カーボンクリンチャーホイールを発表した。前後セットで1100ドル以下であり、(名前から分かる通り)リムハイトは40mmと55mmであり、リムブレーキ版とディスクブレーキ版で共通のリムを使用する。2:1組とチューブレスレディ、独特なブレーキ面を特徴とする、シリアスレーサー向けのミドルグレードのクリンチャーホイールだ。



Vision Tech SC 55 carbon clincher road wheels

vision techはFSAのパフォーマンス・エアロ路線(?)のブランドであり、ホイールのラインナップもすでにある。metron slシリーズがvisionのフラグシップにあたり、新しいSCシリーズにより低価格に抑えたラインナップも拡充した。40mmと55mm、リムとディスクを選べるオプションがあり、およそ50%安いのは魅力的だ。我々はテストのためにSC55ホイールを提供された。以下がそのファーストインプレだ



箱を開けて見ると、保管や移動の際に起こるダメージや傷をふせぐためであろうホイールカバーに包まれていた。



ホイールカバーを取り払うと、まず最初に見えたのが、ブレーキ面のとても奇妙な模様だ。metronシリーズに無いような、角ばった鉱石のようなデザインが光を反射している。
今現在、このデザインに関して機能面での恩恵があるのか、単なるデザインなのかvisionに問い合わせている

(追記:visionはこのブレーキ面のデザインに機能面での恩恵はないと認めた)

ディスクブレーキ版は同形状のリムを使用しているが、リムブレーキ版と異なるデザインをしていることに留意していただきたい














visionはこのハブをP.R.Aと呼んでおり、「柔らかく軽量な合金を使用しているため、カセットのロー側が一体化されていないものは使用しないでください」といった注意書きが書かれたステッカーを貼っている。【アンチバイト構造ってそんなコストかかるの?】sramの11速、12速用のXDRハブ【従来のはめ込み式じゃなくて、一体型カセットねじ込み式のやつ】も利用できる。




テストしたのはリムブレーキ版で、ハブは前100mm、後ろ130mmのクイックリリース式だった。



前輪のスポーク数は16本で、後輪は2:1組の21本だ。耐久性を増すために、リアのスポークテンションを均一化させている。ライダーの体重制限について問い合わせてみたところ、vision techは公式にこう答えた

”90kgより重い方はより頻繁にホイールやコンポを確認してほしい。109kg超えの方についてはホイールのライフスパンは劇的に短くなるだろう”





リムは完全にチューブレスレディ互換だが、テスト品のリムテープは通常のクリンチャー用だった。チューブレスレディ用キットは75ドルから利用できる

【このライター、チューブレスとレディを混同してない?】

このSCラインアップは9月より購入できる。SC40が999ドルで、SC55が1099ドルだ。